定年後が退屈過ぎて地獄だった私が生きがいを見つけた話

趣味

定年後が退屈すぎ!!

あなたは定年退職する前、どんな定年退職後を思い描いていたでしょうか?

毎日仕事をして、休日は仕事の疲れで出かける余裕もなく部屋でダラダラとしてしまう。

そんな生活からの解放と共に旅行などの楽しみを持っていた人が大半だと思います。
私は最低でも、定年後の方が楽しい生活であってほしいと夢見ていました。

しかし、そんな夢を見ていたが為に、余計に今の現状に不満が募っていきました。
仕事から解放はされましたが、逆にすることが全く思いつかず、退屈すぎたからです。

最初の方はもちろん楽しんでいました。
お金を使って買い物をしたり、友人と遊んだり。

しかし、毎日できることではありませんし、仕事のように終わった後の達成感はありません

今思えば、仕事を終えることによって得られる達成感が私の生きがいでした。
どんなに買い物をしても遊んでも達成感というよりは、ただ楽しいという感情だけです。

何をして生きがいを感じるかは人それぞれ違いますが、
誰にとっても「生きがい」があることはとても重要なことだと思います。

「生きがい」って国語辞典で調べてみると「人生の価値観」や「生きていく喜び」と表記がありますが、人によって微妙に感じ方が異なりますよね。

私が思う「生きがい」は生きる意味です。
なので、「生きがい」がないことは生きる意味がないのとイコールになるんです。

私とは意味と捉えている方でも共通しているのは、「生きがい」があるから嫌なことも頑張れて、
「生きがい」があるから自分を保っていられるところじゃないでしょうか?

そんな誰もが持つべき「生きがい」を見失った私にとって、定年退職後の生活はまさに地獄そのものでした。

退屈過ぎて地獄!!このままでは・・・

小さい頃、寒い時に「寒い」と言うと、声に出すと余計に寒く感じるから「暑い」と言った方がいいよと言われていました。
あなたも、そんな経験ありませんか?

普通に考えたらおかしなことかもしれませんが、当時は子供のながらに「確かに」と納得したものです。
大人になった今考えると、あれが言霊だったのかなと思います。

つまり何が言いたいかというと、退屈な時に退屈だと言うと事実以上に退屈だと思ってしまうってことです。
でも、声に出してしまうほど退屈なんですよね。すごく分かります。

退屈だと思った時にはもう地獄への門を叩いている状態ですよね。
しかも、1番厄介なのがそんな退屈すぎて、地獄にいるみたいなんて周りに言えないってところじゃないですか?

私はそうでした。誰にも言えず余計に退屈さを感じていました。

同じように定年退職した周囲に聞きたくても、聞くことすら恥ずかしくてできませんでした。
周りの方は結婚されていたり、若い頃から続けているスポーツだったりを堪能している感じだったので、自分だけなんだなと勝手に自己完結していました。

このままでは、永遠に退屈という地獄に1人取り残されてしまう。と焦っていました。
そんな私を見かねた友人が、「大丈夫?」と声をかけてくれました。

そこで、初めて自分の胸の内を話すことができました。
すると、友達が「趣味のサブスクって知ってる?」と話を持ちかけてくれました。

あるコトを始めたらビックリするぐらい毎日が充実するようになり生きがいに!

最初は正直、趣味を始めただけで、退屈感がどうこうなるとは1ミリも思っていませんでした。

退職してからずっと自分で試行錯誤して、それでも退屈から抜け出せなかったわけですから。
それでも、友人のオススメというのと時間はたくさんあったので、始めてみることにしました。

私が数ある中から選んだのは「スポーツ自転車でのサイクリング」で、始めてから1ヶ月。。。
あれほど退屈だと思っていた日々は、もうどこにもありませんでした。

自分でも驚くほど生活が激変していくのを感じていました。
何がすごいってこれが趣味を始めただけの結果というところです。

こんなに激変するなら、もっと早く始めたかったと思うほど、もう欠かせないものになりました。

あの時、友人が声をかけてくれた時が私の分岐点となりました。
本当に感謝しかないですし、より関係性が深くなった気がします。

趣味を始めて、生活もそうですし、自分の考え方も変わっていきました。
生活面では、達成感を感じることが増え為、趣味以外のことも素直に楽しめるようになりました。

考えとしては、今まで「退屈で孤独だ」と周囲に言うことを恥ずかしいことだと思っていましたが、今回の件で、自分の気持ちを伝えることは弱さではないと思えるようになりました。

むしろ、自分のことをさらけ出せるって強さの表れでもありますし、私を心配してくれた友人の
ありがたみも真摯に受け止め気づくことができました。

生きがいとなった趣味を始めて気づいたのは・・

  • 生きがいを見つけることが退屈を抜け出す鍵
  • 趣味を始めることによって連鎖反応的にメリットが得られる
  • 人に弱みを見せられることが強みだということ

趣味のスポーツ自転車サイクリングを体験して

オススメしてくれた友人ですが、当時の私のことを「生きた屍」と表現してきたことがありました。

聞いた瞬間は「さすがにそこまでじゃない」と笑ってしまったのですが、確かに自覚はなくても
相当気持ちが参っていたから、そう見えていてもおかしくないなと、なんだか納得してしまいました。
それと同時に友人への感謝がより大きくなりました。

友人ではなくても、家族だったり周りにいる方、誰か1人は必ずあなたを見守っています。
今もなお、現在進行形で退屈さを感じている方からすると、そんな周りの人がいたらとっくに退屈から
抜け出して
いると感じると思います。

そうゆう考え方を植え付けてしまうのが、「退屈」という恐ろしい感情なんです。
退屈だと思い、周りに言えずに孤独だと思う。

そして地獄のような生活が始まり、日々退屈だと嘆く。
まさに、負のループに陥ってしまうのです。

そんなあなたの周りの方たちに代わって、私が趣味のサブスクをオススメさせてもらいたいです。

もちろん、定年退職後の退屈から抜け出す方法は、今回書かせていただいた趣味以外にもあると思います。
それでも、書かせていただいたのは、魅力を肌で実感した私だからこそ、共感し、伝えられる何かがあると思ったからです。

一度、騙されたと思って始めてみませんか?
始めてみようと思ったあなたの決断こそが、これからの生活を激変させる分岐点になるはずです。

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